単身赴任 子育て 総括

以上、子育て中心に述べてきましたが、3人の子供を育ててきた経験から、一人一人の子供によって、良い時期と悪い時期、良い局面と悪い局面が必ずあり、それをしっかりと受け止め、改善し前に進んで行くことが大切だと思います。

例えば上の子は中学時代、成績も上位で、部活のサッカーもちゃんと続け、内部進学で高校に進学しましたが、高校時代はモチベーションが上がらず成績はブビー、部活も続かず途中でやめてしまいました。

しかし、大学時代頑張り、大学院へと進学しました。また、下の子は中学時代、部活のバトミントンにいそしみ、成績は真ん中で、高校はバトミントン部に入りましたが人間関係により退部してしまいました。

しかし、こつこつと勉強を続け中間、定期試験で上位の結果を残し、保健師になりたいとの希望で、看護学部のある大学へ推薦で合格、進学しました。

今は6割の大学生が推薦で入学する時代との事で、今一つなりたいものがわからないと悩んでいるようだったので、将来性のある看護師を薦めたのがきっかけでした。

子供によっては課題プリントを学校に提出しないので困った時期もあり、提出物の大切さを繰り返し教育したり、朝少しの時間の遅刻を繰り返したので、時間厳守の大切さを教え諭したりしました。

私の敬愛する野村克也監督の言葉に失敗と書いて成長と読むというのがありますが、まさに子供も失敗しながら、成長していくものだと思います。

むしろ、失敗がなければ成長しないと思います。そういう意味で失敗を恐れずいろんな経験を積んでいくべきだと思います。

そして、親の在り方として、子供が困っている時こそ、寄り添い助けていくべきだと思います。

順調な時は見守っていればそれでよいのです。自分も子供のころはもちろん、社会人になってからでも困った時に親がよく助けてくれ、本当に感謝しています。

しかし、親によっては調子の良い時だけすり寄り、悪くなると離れる人もいるようで、これでは他人の魑魅魍魎の輩と何ら変わらないのではないかと思います。

また、高学歴を子供に期待しすぎる保護者もいますが、エリートは数%の存在だからこそエリートであり、ほんの一握りの人間しかなれません。

しかし、実際世の中を動かし、支えているのはその他の大衆です。安部首相がリーダーシップをとっても、それに続く国民、納税者がいなければ、国は全く機能しません。

なので、学歴に必要以上にこだわらず、世の中の一隅を照らす納税者に育て上げることを目標とすべきではないかと思います。

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