毎日の入浴はお薦めしたい習慣の一つです。なぜなら、入浴する事により体温が上がり免疫力が増強するためです。一説によると体温が1℃上昇すると免疫力は5倍になると言われています。
この、体温を手っ取り早く簡単に上昇させる方法、習慣がまさに入浴です。この免疫力を高めるメリットは風邪にかかり難くなると言うだけでなく、癌にもなりにくくなる可能性が高いといえます。
成人は毎日がん細胞が数十個位は体内で出来てしまっていると言われています。それを、免疫の力で無力化し処理していると言われています。しかし、加齢と共に免疫力が低下する事によりがん細胞の増殖を抑えきれなくなり、癌へと進展してしまいます。
そのため、癌は加齢と共に発症してくるのが一般的です。このことより入浴による免疫力の増強でがん細胞の増加を予防できる可能性があると言えます。
入浴の具体的な方法については心臓の持病等個人によって様々ですのでネット等の情報を参考に頂ければと思います。
その情報を参考にした一般対象の私なりの入浴方法を紹介します。まず、夏場の暑い時期は私もシャワーにしています。
夏場暑いときに無理に風呂に入ると上がってから汗が噴出し汗拭き等手間がかかりすぎ、それを毎日続けるのはとても時間がかかり困難です。
ただ、夏場でも体調が良くない時はぬるめのお湯(それでも体温より高い39~40℃になります)にゆっくり20分位入ります。これを毎日ある一定期間繰り返すと体調がよくなってきます。
また、何と言っても風呂が真価を発揮するのは冬場です。冬場は寒く風呂に入るのも億劫になりがちですが、エクセサイズの一種類として考え毎日の入浴をお薦めします。
私の入浴方法ですが赴任先の風呂は寒く、ビジネスホテルのお風呂を少し大きくした位のサイズです。
幸いトイレは別になっており、洗い場も小さいながらあります。まず、熱めと感じるお湯を6分目程度入れ、入浴し少し体を温めます。
冬場は体が冷えていますので初め熱めと感じるお湯も体が慣れてくるとぬるく感じる様になってきます。そこで、給湯器より熱いお湯を風呂に8分目位まで入れ熱いと感じるまで給湯します。
追い焚き機能がない風呂なのでこの様な操作をしています。この状態で肩まで数分お湯につかり暑くなったら座り直し胸の位置まで上がる姿勢を5回~6回繰り返します。
これは浴室全体が寒く肩までつからないと冷えてしまうためです。また、その胸まで上がった状態で洗面器に風呂のお湯を入れ鼻と口の部分にもって行き息を吐き出しながら顔をつけて鼻を暖めています。
この操作も肩までつかる合間にやりますので5~6回実行します。そして、十分体を温めてから体と頭を洗い再度風呂に入って体を温め最後に風呂の栓を抜き風呂につかりながら風呂用スポンジでお湯洗いし上がってきます。
冬場は湯冷めするのを避けるため風呂場から上がったらすばやくドライヤーにて頭を乾かし、寝巻きを早く着るようにしています。
ちなみに、私の髪の毛がいつも短くスポーツ刈りなのは湯冷めしないよう素早く髪の毛が乾かせる様にするためです。
福井の単身赴任時代最初数年間はこの入浴方法を開発できず、シャワーのみの生活で冬場は何度か風邪にかかり苦しい思いをしました。
しかし、この入浴方法を特に冬場実践するようにより風邪をまったくと言ってよい程ひかなくなりました。
何といっても冬場の入浴は入るまで億劫ですが、入ってしまえば冷えた身体が温まりとても気持ちよく、その後睡眠も心地よく迎えることが出来ます。
最後に入浴後の体操について記します。初め腰痛予防のために始めたトレーニングが発展し以下のエクセサイズとなりました。
まず、入浴により身体が温まった状態で腹筋10回、腕立て8回、スクワット8回の筋トレを行います。そして、腰、頸の回転を左右8回ずつ行い、アキレス腱伸ばし左右2回ずつ、四股を踏むように股関節を伸ばし上体を左右2回ずつひねるストレッチを行います。
その後、立位にて後ろの景色が見えるくらいに上体を回す体操を左右3回、五十肩防止のため肩回しを100回毎日実施しています。
最後に体育座りし足を伸ばし、背中の部分に後ろ手に片方の腕の部分をつかみ、そのままつかまれている腕の肩を下に横に寝転び、つかんでいる腕を引き上げます。イメージとして時代劇で下手人が岡引きに後ろ手に締め上げられている様な感じです。
腕を引き上げる動作を左右3回ずつ行います。この事により肩甲骨の筋肉(インナーマッスル)が引き伸ばされ肩こり、背中のこりにはとても効果的です。
これは以前、仕事が忙しくなると背中がこってきて高じると不眠になる事が多く、背中なので自分で揉む事もできずマッサージや鍼灸院に行って施術してもらわないと改善しませんでした。
しかし、このストレッチを人伝に知り、半信半疑で試した結果劇的に背中のこりは改善しました。今ではこのストレッチを毎日実施する事により、まったくマッサージ、鍼灸は必要なくなりました。この一連の体操・ストレッチを毎日実施し腰痛予防、身体のこり防止に努めています。
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