単身赴任の飲酒について

単身赴任の飲酒については注意が必要です。なぜなら、止めてくれる人間がいないからです。

家族と一緒に生活している時であれば、飲みすぎれば妻が止めてくれる場合が多いと思います。

しかし、単身赴任では一人ですのでその様な人間は誰もいません。また、一人ですので寂しさもありついつい飲みすぎてしまうのが現実です。

量の過ぎる飲酒を長年続けるとアルコール依存症におちいってしまい、酒におぼれる様になり日常生活に支障をきたす様になってしまします。

知人にも単身赴任時飲酒が過ぎる日々が続きアルコール性肝炎を患った方がおられます。

あくまで目安ですが一日日本酒にして2合までが適量であり、週に2回休肝日を設けるのが理想的です。

私の場合は毎日晩酌をしております。特に単身赴任時は楽しみが風呂と晩酌位になってきますので、ストレス管理の意味でも適量の飲酒は精神的によいのではないかと思います。

量として福井時代はまだ40歳初めのため缶ビール500m1本に、焼酎水割りグラス1杯程度と日本酒に換算して2合強でした。

しかし、加齢と共に年々酒量が減り50歳前の現在は缶ビール350ml、焼酎が水割り1杯弱程度と日本酒に換算して2合弱に落ちています。

季節に応じて夏は発泡酒350mlと缶チューハイ350ml、冬は発泡酒350mlと薄めの焼酎のお湯割り2杯程度を楽しんでいます。

週末は家族と共に食事をするため家族団欒の楽しみもありお酒抜きの食事は考えにくく、なかなか休肝日を作れないのが現実です。

酔っている時の酩酊感が程よく気持ちよく、スムーズに就寝につけます。この様な生活を10年近く続けていますが、アルコール飲酒が原因で起こる肝炎の指標であるガンマーGTPは正常値の2桁台前半を維持しており、定期健診で問題になった事はありません。

最後に飲酒とは直接関係ありませんが、飲酒時の火の始末には十分注意してください。

私の苦い経験ですが福井と金沢時代に1回ずつ会社の飲み会のあと帰宅して、インスタントラーメン等を食べようとガスコンロに水の入れたヤカンをおき火をつけ待っている間に眠り込んでしまいました。

目を覚ましたら焦臭いにおいが部屋中に充満しヤカンが空焚きの状態で真っ黒になっていました。

慌ててガスコンロを止めて2回とも大事に至りませんでしたが肝を冷やしました。

この事もあり飲み会のあと絶対にガスコンロ等火を使わないようにしています。

単身赴任は1人ですので誰も注意してくれる人が居ませんので特に火の始末には十分な注意が必要です。

火事の恐ろしさを改めて経験したのが福井での赴任時代でした。

福井の赴任時住んでいる住居の対面に駐車場を挟んで4軒位の一戸建てと1軒の木造アパートがありました。

ある週末自宅に帰宅し赴任先に週明け帰ってみるとその全部が火事で焼けて廃屋へと変わり果てていました。

幸いけが人はなかったようですが、私の部屋から見える風景がそれまでは家族が営む穏やかな日常でしたが、その日を境に人の気配のない廃墟へと一変しました。

火事は一瞬にしてすべてを奪い去るとても恐ろしい事故である事を改めて思い知らされました。

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