私の人生で最重要事項である、家族との関係について述べます。おかげ様で、単身赴任の期間に皆元気にすくすくと成長しました。
これもひとえに、妻の多大な協力のおかげです。家族と過ごす時間は私の場合、単身赴任のため限られましたが、多様性の時代いろいろな家族の在り方があって良いと思います。
太古より男は狩りに出かけ、女は家を守る生活を人間は何万年も過ごしてきた歴史があります。そのため、遺伝子、体、頭にその記憶が刻み込まれています。
人類的歴史的ではつい最近になって家族が一緒にずっと暮らすようになったと言っても、過言ではないと思います。
その軋轢が人によってはドメスティクバイオレンスや児童虐待の遠因になっている可能性があると思います。
そのため、単身赴任で家族との接触時間を調整することにより、そのことを解決していける可能があると思います。
私の経験ではどうしても家族と長くいると煮詰まってしまし、家族に過干渉気味となり、相手を支配しようと思い始めます。
ドメスティクバイオレンスの初期段階は相手を支配しようとする所から始まると言われています。その距離感を保つ意味でも単身赴任は人によっては有用だと思います。
家族のありがたみは近くにいるとわかりませんが、離れて一人になると寂しくなり、その価値がよくわかります。
家族の大切さを何度も確認していると、家族に対して感謝の気持ちを持ち、その接し方も丁寧となり、関係が良好となっていきます。
また、妻のタイプにもよりますが、リーダーシップを望むタイプでは、家族を自分の理想に近づけようと思う傾向が強く、優秀なパトナーであればあるほどその願望、実行力は高いと思います。
そうすると近くにいる父親はどうしても口出ししてしまい、対立してしまう傾向にあります。その点、単身赴任していると家族は妻に任せることとなり、妻は自分の理想を実現しやすくなります。
父親はそれを見守り、その都度相談されたことに、真摯に丁寧に答え、どうしても方向性が違うと思うときに話し合うようにしていました。
主人元気で留守が良いとの標語が良く使われますが、この言葉に皆共感するのがうなずけます。
返信がありません